昔、善光という僧がおりました。善光の母は病に伏しており、ある時母が「タコが食べたい」というので、善光は僧の禁を破ってタコを買いました。その姿を咎められ、一心に薬師如来に祈ると、タコは不思議と経典に変わり、その場を収めることができました。そして母の元に届けると、経典は光を放ってタコへと戻り、光を浴びた母はたちまち元気になったそうです。
それ以来、病気平癒、特におでき、ガンの平癒にご利益があるといわれ信仰を集めています。
本尊は蛸薬師と呼ばれて親しまれ、意外なご利益として縮れ毛が治るのだそうです。