境内には、中央に裂け目の入った大きな「縁切り 縁結び石」があります。
お札(縁切り祈願の方は「断の御札」、良縁祈願の方は「叶の御札」)に願い事を書いて石に貼り、この石の穴を、悪運を切りたい人は表から、縁を結びたい人は裏からくぐるとご利益が得られるといわれています。
安井金比羅宮の祭神の一人・崇道天皇(早良親王)は、桓武天皇の実弟で、藤原種継暗殺事件の首謀者とされて流罪になった人物です。淡路に流される途中、無実を訴えてハンガーストライキの上、餓死しました。その後、桓武天皇の親しいものが次々と死に、疫病や天変地異が起こったことから、早良親王の祟りだと噂が広まりました。そこで、桓武天皇は早良親王に「崇道天皇」の追号を送りました。平安京で最初に怨霊といわれる崇道天皇を祭神に含まれているためか、縁結びより、縁切り祈願に訪れる方が多いようです。