お堂創建の翌年(1165)6月、堂僧が夢のお告げにより発見したという霊泉。『古今著聞集』によると、「いつも冷たく、おいしくて、飲んでもお腹を痛めることのない”極楽井”で、どんなに汲んでも尽きず、汲まない時も余ることのない不思議な泉だ。」と書かれています。
この水の夜のしじまに湧き出す音が、人のすすり泣くように聞こえたことから”夜泣き泉”と呼ばれるようになりました。
いつの頃からか夜泣泉の傍らにお地蔵さまが奉られ、このお地蔵さまの前掛けを持ちかえり、子供の枕に敷けば夜泣きが治るといわれて尊崇を集めています。
現在も三十三間堂にて「夜泣き封じ前掛け祈願」をお願いできるようです。尋ねてみてはいかがでしょうか?