浅草寺の本堂の裏手、駐車場の向かいに赤い幟が立つお堂が銭塚地蔵堂です。堂内には兵庫県有馬郡山口村の銭塚地蔵尊から分霊を勧請した石仏六地蔵が祀られています。
今から約300年前の山口村の勤勉な一家から寛永通宝がぎっしり詰まった壺が発見されました。
ところが賢明な奥さんがこんな大金があってはダメだと、子供たちを戒めて再び埋めてしまったという。
その後、家は繁栄し、出世した長男が母親を偲んで壺を埋めた場所に地蔵を祀りました。
また山口村から浅草に出てきた次男も出世し、母親の言葉に感謝して浅草寺のそばに寛永通宝を詰めた壺を埋め、同じように地蔵を建てたのが銭塚地蔵堂です。
地蔵は堂内に安置され、出世や商売繁盛にご利益があるといわれています。