「とげぬき地蔵」の名で知られる、本尊の延命地蔵菩薩。その名の由来は「霊験記」に残されています。
日ごろから地蔵尊を信仰していた小石川の田付又四郎の妻が病に苦しみ、死の淵をさまよっていました。
田付氏は妻が信仰してきた地蔵にすがるしかないと病気平癒の祈願したところ、ある夜、夢に僧が現われ、お告げと地蔵尊の印像が与えられました。
お告げの通り、印像を紙に一万体刷り、隅田川に流すと妻の病は日一日と良くなり快癒しました。
この話を聞いた毛利家に出入りする僧がその「御影」を2枚もらい受けました。
ある日、毛利家の御殿女中が針を誤って飲み込みもがき苦しんでいるのを見た僧が持っていた「御影」を飲ませたところ、飲み込んだ針が「御影」を貫いて出てきたそうです。
これをきっかけに「とげぬき地蔵」の名で呼ばれ、あらゆるトゲを抜いてくれると、現在も大勢の人が参詣に訪れています。
ご利益:【病気平癒】